不貞の慰謝料請求とは

不貞行為とは

「夫(妻)が職場の人とデートしている」nav03_02

「夫(妻)の携帯電話に異性とキスしている写真が残っていた」

配偶者の異性関係が発覚すれば,怒り,悲しみといった様々な感情が沸き起こってきます。許せない,懲らしめてやりたいと思われる方もたくさんおられるでしょう。

では,デートをした,キスをしたということだけで不貞行為といえるのでしょうか。

法律で守られた男女関係である夫婦には,夫もしくは妻以外の異性と肉体関係を持たないという貞操義務があります。不貞行為とは,この貞操義務に反する行為のことであり,婚姻して配偶者(夫・妻)のある人が,配偶者(夫・妻)以外の異性と肉体関係のことをもつことをいいます。

そのため,デートをした,キスをしたというだけであれば,不貞行為にはあたらないのです(もっとも,こうした行為が原因となり婚姻関係が破綻した場合,慰謝料を請求できる余地はあります)。

どのような証拠があれば不貞行為と認められるかは、専門家である弁護士がしっかりと判定させて頂きます。

慰謝料とは

不貞行為は夫婦の貞操義務に違反する行いであり,不貞行為をされた人に対して精神的なダメージを与える行いです。精神的なダメージは目には見えません。しかし,目には見えなくとも,損害として償われなければならないものです。こうした目には見えない精神的なダメージ=損害に対する償いが不貞の慰謝料ということになります。

懲罰的意味合いも

また,不貞の慰謝料には,精神的損害を償うだけではなく,不貞をした配偶者(夫・妻)とその相手方に対する懲罰の意味合いもあります。不貞という「悪い」行いに対して,慰謝料という「懲罰」が認められているからこそ,不貞行為をされた人が再出発を図ることができたり,不貞行為そのものが抑止されるといえます。

解決までの流れ(慰謝料を請求する場合)

「夫(妻)の不貞がわかり,慰謝料を請求したいが,どうすればよいか分からない」201604

「弁護士に依頼したいが,どうやって依頼したらよいかわからない」

「弁護士が何をしてくれるのかわからない」

慰謝料請求をしたいと思っても,このような疑問にぶつかり,結局何もせずに時間がたってしまうことがあります。そうこうしているうちに,時効によって慰謝料請求ができなくなることも珍しくありません。
そこで,慰謝料を請求するときの流れをご案内いたします。

 

 

STEP1 ご予約

お電話またはメールフォームにて法律相談をご予約ください。お電話の際,事務所スタッフが相談内容の概要をお尋ねしたうえで,ご来所いただく日時の調整をさせていただきます。メールフォームでお問いあわせいただいた場合,メールあるいは電話にて日程調整をさせていただきます。

STEP2 法律相談

慰謝料相談の経験豊富な弁護士が,お話を丁寧にお伺いします。詳しい事情,証拠の有無,お気持ち等お伺いして,最適な解決をご提示させていただきます(法律相談料は,1時間5000円となります)。

 

STEP3 ご依頼 交渉による請求

慰謝料請求のご依頼をいただいた場合,弁護士がご依頼者にかわって相手方との交渉を行います。

交渉は,①書面による方法,②口頭(電話)による方法がございますが,双方の言い分を明確にし証拠化するという観点から,基本的には書面によって行うことになります。

また,とくに交渉開始の書面は内容証明郵便によって行いますので,弁護士から内容証明郵便がきた,ということで一定の威嚇効果も期待できます。一方で,書面による場合,口頭(電話)による場合に比べて時間がかかってしまう傾向がありますので,事案によっては口頭(電話)による交渉も行います。相手方の対応にもよりますが,交渉による場合,おおむね1ヶ月程度での解決が見込まれます。

STEP4 裁判所を利用しての請求

交渉による解決が見込めない場合,裁判所を利用して請求することになります。裁判所を利用しての請求には,①調停による請求,②裁判による請求がございます。

①調停による請求は,慰謝料支払いの調停を申し立て,調停委員という専門家を介して相手方との話し合いを行います。弁護士は,書面,口頭にてご依頼者の言い分を調停委員に適切に伝え,調停委員から相手方の説得をしてもらい解決を図ります。交渉では争っていた相手方も,調停となれば認めることもあります。調停による場合,解決までに3~6ヶ月程度を要する傾向にあります。

②裁判による請求は,慰謝料請求の訴訟を提起し,裁判所による判断(=判決)によって解決を図ることになります。弁護士は,ご依頼者にかわって,訴状,準備書面等の必要書類を作成・提出して,期日に出頭いたします。判決による解決を目指すことになりますが,裁判上の和解による解決も十分に見込まれます。訴訟による場合,解決までに6ヶ月~1年程度,事案によってはそれ以上の時間を要します。調停・裁判とも,解決までにかなりの時間を要しますので,当事務所では,早期解決のため交渉による解決を重視しております。

 

STEP5 強制執行

交渉,調停,裁判上の和解によって解決できた場合,相手方が任意に慰謝料を支払うことがほとんどですが,判決によった場合は,相手方が任意に支払わないことがあります。その場合,相手方の有する財産(不動産,預貯金,有価証券,動産,給料など)を差し押さえて,そこから回収することになります。この手続を強制執行といい,裁判所に申立てをする必要があります。強制執行のご依頼をいただければ,前提となる財産の調査から申立まですべて弁護士が行います

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