不貞行為とは何ですか?

不貞行為とは,最高裁判所の判例によれば「配偶者のある者が、自由な意思に基づいて、配偶者以外の者と『性的関係を結ぶこと』」をいいます。                                                         『性的関係を結ぶ』とは、すなわち肉体関係をもつということです。どこからが浮気・不倫になるか、という話がよくありまますが、法的には肉体関係があれば浮気・不倫にあたる、といえます。たとえばデートをしたり、キスをしたりということは、肉体関係をもったとはいえないので、不貞にはあたりません。                                             不貞行為があった場合には、あなたの配偶者と浮気相手が、あなたに対して慰謝料を支払う義務が法的に生じます。あなたは、①浮気相手だけに慰謝料を請求することもできますし、②あなたの配偶者だけに請求することもできますし、③両者を相手どって請求することもできます。                                                           また慰謝料請求は、離婚とは別の話なので、あなたが離婚するかどうかに関係なく、慰謝料を請求することができます。        もっとも,離婚するかどうかによって慰謝料の金額は変わることが多いです。

 <参考裁判例>

東京地裁平成23年4月26日判決

ホテルに行って,一緒に風呂に入ったり,体に触れる行為を「性的行為」と位置付け,このような関係は「性交を伴った不貞関係にあったことを強く推測させる」としています。

東京地裁平成17年11月15日判決

「狭い一室に男女が数日間にわたり同宿し,戸外に出た際には体を密着させて手をつないで歩いていたこと等からして,被告とAとの間には肉体関係があったと認めるのが相当」としています。

                                                            以上

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