[事例67]離婚や別居なしに,不適切な関係があった女性から,求償権放棄の上で40万円を一括にて回収した事案

依頼者

20代女性主婦(大阪市在住)

相手方

20代女性会社員(大阪市在住)

結婚歴

依頼者は結婚1年,相手方は未婚

別居の有無

いずれもなし

子ども

なし

主な争点

肉体関係の有無,解決金の金額

解決までの期間

約7か月

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相談に来たきっかけ

夫の帰宅時間などが遅いことなどから不審に思い,夫を問いただしたところ,同僚の女性との不貞行為が疑われる事実関係が明らかとなり,依頼者自身で女性に慰謝料請求の内容証明郵便を送付されました。女性は,弁護士に依頼して,不貞行為は一切ないことを主張したため,依頼者は,弊所ホームページをご覧になり,ご相談にご来所されました。

事案の概要

依頼者は,夫の不審な行動から,夫を問い詰めました。しかし,夫は女性の自宅に行ったことがあること,SNSで親しいやり取りがあることなどは認めつつも,肉体関係はないと否定して認めませんでした。依頼者は夫から聞き出した事実関係からは肉体関係があると確信し,女性に慰謝料請求をしましたが,女性も肉体関係を否定しました。弊所でご依頼を受けて以降も,適切な解決に向けた協議ができなかったことから,訴訟を提起しました。

解決内容

相手の女性から,解決金として40万円を一括で回収し,女性から夫に対する求償権を行使しない約束,私的接触の禁止なども和解条項に入れることで,解決に至りました。 

解決のポイント

不貞行為に基づく慰謝料を請求する側で,不貞行為(肉体関係)があったことを証明する責任が課されています。どのような証拠があれば十分と言えるのかは,事案によって異なります。  今回の事案では,不貞行為がかなり疑われる事案ではありましたが,裁判官としては,「肉体関係があった」と認定することまでは困難な事案でした。もっとも,肉体関係があったとの認定はできなくても,不適切な関係があったとの認定がされて,慰謝料が認められる場合があります。本件は,不適切な関係があったとして,一定程度慰謝料が認められる事案であったと言え,協議段階では引き出せなかった金額の解決金でしたが,訴訟手続きの中で,相応の解決金を獲得することができました。

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