[事例61]離婚をしないで妻の不貞相手から慰謝料120万円を一括で回収した事案

依頼者

60代男性自営業(豊中市在住)

相手方

50代男性医師(西宮市在住)

結婚歴

約20年

別居の有無

離婚・別居いずれもなし

子ども

1人

主な争点

不貞行為開始時に婚姻関係が破綻していたか否か,慰謝料の金額

解決までの期間

約11か月

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相談に来たきっかけ

依頼者は,行政書士に依頼して,妻の不貞相手の男性に慰謝料請求をするための内容証明郵便を送りましたが,相手の男性は弁護士を通じて,不貞行為開始以前から依頼者夫妻の婚姻関係は破綻していたなどとして,自身には法的責任はないと主張し,解決金として30万円を提案しました。依頼者は納得できないとして,弊所にご相談のためご来所されました。

事案の概要

相手方夫妻の妻の弁護士が,依頼者の妻に対し送付した内容証明郵便を夫が受領し,帰宅時間が遅いなどの妻の行動も不審に思った依頼者が,妻に問いただしたところ,妻が不貞行為を認めました。そこで,依頼者は,行政書士に内容証明郵便の作成を依頼して相手男性に送りましたが,相手男性は,弁護士を通じて法的責任を否定する旨の文書を送付してきたため,依頼者も弁護士をつけて対応することとしました。

解決内容

相手男性から依頼者に対して,120万円の慰謝料を一括で支払う内容で,裁判上の和解により解決にいたりました。

解決のポイント

不貞行為開始以前から,依頼者夫妻の婚姻関係が破綻していた,または婚姻関係が破綻していたと信じたことに落ち度が全くなかったと認められると,不貞相手の男性の行為には違法性がなかったこととなり,法的責任(慰謝料)は発生しないこととなります。
本件は,当初,弁護士同士で話合いの解決も試みましたが,相手男性は婚姻関係破綻を前提とした低額の解決金しか提示せず,やむなく訴訟を提起しました。訴訟では,依頼者と相手男性の尋問手続きを経た上で,依頼者夫妻の婚姻関係が破綻していなかったこと,相手男性が依頼者夫妻の婚姻関係が破綻していたと信じたことに落ち度があったことを明らかにできたため,和解が成立しました。
協議で解決できれば早いのですが,協議で解決が困難な場合には,訴訟で事実関係を明らかにして,解決に導くことも重要です。

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