[事例46]妻の不倫が原因で離婚後2年経つが,不貞相手の住所を突き止め,130万円の慰謝料を獲得した事案

依頼者

30代男性会社員(大阪市在住)

相手方

30代男性会社員(堺市在住)

結婚歴

相手方は依頼者の元妻と結婚

別居の有無

不貞行為発覚後,離婚

子ども

なし

主な争点

慰謝料の金額,支払方法

解決までの期間

約4か月

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相談に来たきっかけ

元妻の不貞行為が原因で離婚したものの,慰謝料請求できないままで2年が過ぎ,3年の時効期間があることを知り,慰謝料請求をきちんとしたいとのお考えからご相談に来られました。

事案の概要

依頼者は元妻の不貞行為発覚後まもなく離婚に至りましたが,仕事が多忙な時期が続いたこと,また感情の整理ができず慰謝料請求に踏み出す気持ちになれず,請求をしないまま2年が経過しました。3年の時効期間が迫っていることを知り,また仕事も少し落ち着いたことなどから,慰謝料請求をする決心をされました。もっとも,元妻の現在の住所等も不明であったため,ご自身で請求することが出来ない状況にあり,弁護士に依頼することとなりました。

解決内容

相手方は既婚者であり,相手方の夫が不貞行為を知った場合には,相手方の夫から依頼者の夫に慰謝料請求される可能性もあるため,請求の際はこの点にも配慮しました。また相手方は仕事をしているとは言え,自分ひとりで大金を一括で支払うことは困難な経済状況ではあったようですが,当方の意向も汲み,一括で100万円を支払うことで合意しました。また,依頼者はすぐには離婚はしないため,婚姻期間中,依頼者の夫とは接触しないという誓約も入れて合意しました。

解決のポイント

不貞相手の所在を突き止めることが難しいと思われ,元妻に対し慰謝料を請求する予定でしたが,元妻の住所を調査する過程で,元妻と不貞相手が現在婚姻関係にあることが発覚しました。不貞行為から2年の期間が経過していたこと,経済状況が悪いこと等から不貞相手は慰謝料の支払いを渋っていましたが,不貞行為が原因で離婚に至った事実はゆるぎないことから,130万円を調達して一括で支払うに至りました。  不貞行為を原因として離婚に至った事案の慰謝料の金額としては多くありませんが,訴訟をして判決をとっても相手方に資力がなければ回収できないリスクもありますし,分割払いの場合にも途中で支払いが滞るケースもあります。そのため,できるだけ一括で支払ってもらうことの方が重要な場合もあり,今回はそのケースだったと言えます。  また,相手方が不貞行為を認めている場合でも,時間の経過とともに,反省が薄れ,慰謝料支払いに対する対応が不誠実になることなども考えられます。不貞行為発覚後はできるだけ速やかに慰謝料請求をされることをお勧めします。

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