まずはお電話ください。
必要に応じて電話での簡単なアドバイス・診断を実施いたします。大阪以外の方もご利用ください。
[事例73]不貞相手の元夫から慰謝料500万円を請求されたが,150万円で解決した事案
依頼者 |
40代男性会社員(宝塚市在住) |
相手方 |
50代男性公務員(高槻市在住) |
結婚歴 |
相手夫妻の婚姻期間は不明,依頼者は既婚者 |
別居の有無 |
相手方夫妻は離婚済 |
子ども |
相手方夫妻にはいない |
主な争点 |
慰謝料の金額・支払方法 |
解決までの期間 |
約4か月 |
相談に来たきっかけ
相手方夫妻は不貞行為が原因となって離婚をしており,相手方弁護士から依頼者に対して,慰謝料を請求する内容証明郵便が届き,当事務所のサイトをご覧いただき,ご相談に来られました。
事案の概要
不貞行為の期間は約4か月程であり,不貞行為発覚後は不貞関係は断っていたものの,相手方夫妻は結果的に離婚しました。依頼者には妻子がいましたが,家族は不貞行為の件を知りませんでしたので,家族に知られずに本件を解決することを希望していました。
解決内容
相手方に対して慰謝料として150万円で一括払いすること,不貞行為や解決内容について口外しないこと,双方ともに家族や職場の人に接触しないことを合意内容として解決に至りました。
解決のポイント
依頼者は,家族に不貞行為のことを知られていませんでしたので,家族との関係性悪化を避けるため,家族に知られずに,訴訟ではなく,話合いで穏便に解決することを強く希望していました。また,家計は全て妻が管理していたため,依頼者自身には自由な金銭はありませんでしたが,借入れを利用するなどして,何とか一括で支払うことが可能となりました。相手方夫妻の離婚という結果は重いものの,交際期間は長期とはいえず,不貞行為の態様に特段の悪質性はなく,発覚後は速やかに関係を断っていることなど,本件に即した事実関係をもとに交渉を行い,適切な慰謝料金額で解決に至りました。 家族に知られては困る,ということは依頼者にとっては弱みともいえるものでしたが,事実関係を適切に主張し,事実関係に即した適切な慰謝料の金額で穏便な解決を実現できた事案といえます。
慰謝料請求された事例の最新記事
- [事例79]別居や離婚をせずに,不貞相手から夫への求償権を放棄させた上で,慰謝料50万円を一括で回収した事案
- [事例78]不貞相手の妻から慰謝料として350万円の請求を請求されたが,求償権放棄の上で70万円を支払って解決した事案
- [事例77]不貞相手の妻から離婚を前提として500万円の慰謝料を請求されたが,総額100万円で解決した事案
- [事例76]不貞相手の妻から300万円の慰謝料を請求されたが,80万円の一括払いで解決した事案
- [事例75]不貞行為が原因で離婚した相手方の元妻から慰謝料300万円の請求をされたが,80万円一括払いで解決した事案
- [事例72]不貞相手の女性の夫から慰謝料300万円の請求をされ,相手夫妻は離婚したが,80万円の慰謝料で解決した事案
- [事例71]不貞相手の女性の配偶者から500万円の慰謝料を請求されたが150万円で解決した事案
- [事例70]仕事関係を通じて不貞関係に至った男性の妻との間で,慰謝料60万円で解決した事案
- [事例66]ラブホテルでの不貞行為を理由として慰謝料500万円を請求されたが,80万円で解決した事案
- [事例63]不貞行為に準ずるメールを理由として慰謝料80万円を請求されたが,相手方が請求を取り下げた事案